塩梅(あんばい)が大事


料理教室やレシピで、食材や調味料の目方や量をよく聞かれるんですが、普段私は量って料理をしません。

料理は、体調を考えて作るものなんですよ。

塩だって味噌だって、毎回同じ分量なんておかしいでしょう?

 

塩梅(あんばい)って言葉を知っていますか?

「塩」と「梅」で「塩梅」です。

伝統的な日本の調味料は、体が必要とするミネラル分を調整する大切なものなんです。

使う量はその日の体調によってちがって当たり前。

疲れている時など、体が塩分を欲していれば味付けが濃くなったりしますよね。

その時に美味しいと感じる味が「塩梅」。

それは一人ひとり違いますから自分で考えてちょうだいね。

頭は伊達についてはおりません。

考えるためにあるんですから。

 

料理は、本来、自分や家族の健康を維持し体調を管理するために作るものだったんです。

今の人たちは体が何を欲しているかなんて関係なく、口が欲しがるもの、心が欲しがるものを食べているでしょう?

そんなことばかりしていると、健康維持なんてできませんよ。

 

塩や味噌などの調味料はとくに良いものを使ってくださいね。

アミノ酸なんて入ったものは本来の日本の調味料ではありません。

よく考えて選んでください。