陰陽とは


陰は悪くて陽は良いものであるように捉えている方が多いように思いますが、それは間違いです。

また、絶対の陰もなければ絶対の陽もありません。

陰と陽は対立するものであると同時に相互補完しているものでもあります。

 

天に対して地があり、昼に対して夜があり、夏に対して冬があり、男に対して女があります。

呼吸は吸って吐くし、朝になれば起きて立ち動き回り、夜には横になって寝ますよね。

これ、みんな陰陽なんです。

 

食材でも、夏(陽)に出来る野菜や果物は体を冷やす陰性のものが多く、冬(陰)に出来るのは体を温める陽性の根菜が多い。

さらには、一つの植物の中にも陰陽があるんです。

例えば大根は、地上にできて上に広がる葉(陰性)と、地中に向かってのびていく実の部分(それも、細いしっぽに向かうほど陽性)がありますね。

 

人間の体だって、下半身は陽で上半身は陰、右は陽で左は陰、前(腹)の方は陰で後ろ(背)は陽と、全てに陰陽があるんです。

 

陰陽を理解すれば「万物は陰陽から成る」の真実が分かるはずですし、中庸を保つ術が分かるようになります。

でも、これは頭で考えているだけではなかなか実感を持てないものですからね。

実践していけば感覚的に分かるようになりますので、卓上の知識で終わらせないで暮らしの知恵に変えていって下さいね。